3103s3013

無です

雪が降るらしいね

職場にともだちが来てくれた。嬉しかった。わたし、ともだちいるんだね。

なんか元気なんだ。気持ちも身体も頭も行動も全部ちぐはぐで、なのに謎のバランスで元気だ。ごはんも食べた。おいしいと思う。人の作ってくれたごはんを食べるといつも泣きそうで、目の前に用意されたごはんなのにわたしも食べていいの?って不安だった子供の頃の記憶がよぎる。嬉しい。それをともだちがおいしいって食べてるところも嬉しい。いい日だった。ともだちがもう二度と会えないかもしれない人を連れてきてくれて、思わず電話番号を渡した。連絡がきたら嬉しいなと思う。

 

今日は仕事終わり店長にいろいろと言っておかなければならないことがあって、話をした。先週の通院日の時点でわたしは少し様子がおかしくて、入院を勧められた。でもまだ耐えられると思ったし、お店に迷惑をかけて休むのがいやだった。それなのにお酒を大量に飲んで薬はいくつ飲んだかもわからず、反射で吐き散らかして気絶して、なんか頭も打ったみたいでえぐれているのか、血が出てた。死ぬだろ。どこからだって死んでしまえる。リミッターが外れて窓から落ちて手首を切って腹を刺して、なんでもできるだろう。全然無理。はやめに事情を話して、辞めることにした方がいいかもしれない。そう思って、なるべく簡潔に話を伝えたら、何を言いたいのか汲んでくれて、「うちにいなよ」と言われた。誰かに自分が存在していい場所を与えられたことはあったけど、明らかにほかの時とは違っていて、ただのひとりの人の善意だった。福祉で家賃を払ってもらっても、居場所ができた感じはしなくて、いるしかない場所だった。病院ははじめてなにもできなくても息するだけでいていいんだよ体感させてくれた場所で、あの病院のベッドがあるだけのスペースが家にいるいまでも居場所になっている。そして、職場もひとつの居場所になりそうで、それはわたしが選んだ職場でそこにいることを望んでいるからで、そこに店長が事情を知りながら「うちにいなよ」と言ってくれた、人に存在を許されたのは、とても大きいことだった。

それでもひとりで家にいると自棄になって、すべてをぐちゃぐちゃにしてしまう。世の中にわたしはいらないと思ってしまう。いらなくてももちろん生きててもいいんだけど、生きていくのは苦しいね。